毎日使っているお風呂や炊事など温かいお湯をつくってくれる給湯器。特に冬期にはありがたさが身に沁みます。そんな便利な給湯器にも寿命があり交換時期があることを気が付かないふりをしていませんか?今回は給湯器の寿命についてご案内致します。
1)給湯器には寿命がある
給湯器には寿命があります。壊れたら替えればいいと思っているお客様、今は自家用車と同じで欲しい時にすぐに設置できるわけではありません。人気機種なら数ヵ月は待つようですし、設置にも時間がかかるものもあります。給湯器は、家庭用だとだいたい10年程が耐用年数となっています。10年を超えるといろいろなトラブルが発生する場合があります。
2)交換のサイン
①シャワーや炊事をしていると熱くなったり、冷たくなったりすることがあるとき。出し始めは外気温や水の量などにより最初は安定しませんが、ある程度使っても変わらない時は、チェックが必要です。
②水からお湯までの時間が、「あれ遅くなったな?」と思ったことありませんか?シャワーで温かくなりたいと思い待っていてもなかなか温かくならない時は点検をお願いしましょう。
③お湯を出していると給湯器の音が聞こえてくることがある。最初の頃は音が小さく気にならないものです。給湯しているとき、給湯器から音が大きく聞こえる場合、ファンなどに不具合が発生しているかも知れません。
④給湯器本体がサビ始めている。もしそうでしたら本体内部にある部品も劣化しているかも知れません。また、設置環境により10年以上経っていない場合でも雨風などによって本体がサビついている場合があります。点検をお勧めします。
⑤リモコンにエラーコードが表示された場合、エラーコードは、メーカー及び型番によって様々ですが、エラーコードが表示されお湯が出なくなった場合は早急に点検が必要になりますので、一度ON/OFFをしてエラーコードが出なくなったからといって使い続けるのは危険です。本体が故障しているのかも知れません。
上記のような症状が出たら給湯器がそろそろ交換もご検討いただいたほうがいいかもしれません。
3)エコキュートへの交換
最近特に多くなってきているエコキュートへの交換も考えてみはどうでしょうか。ヒートポンプという技術を使って水からお湯を作り貯湯タンクに貯めておきます。電気だけでなく大気中の熱も使ってお湯を作ります。使用電力は割引のある夜の時間帯を使用してお湯をつくるので、電気代も安くすみます。
ガス給湯器よりCO2排出量が大幅に削減出来るので、地球に優しくSDGsを意識する必要がある現在ではあっていると思います。
いかかでしたか?給湯器の寿命がご参考になりましたでしょうか?最後までご覧いただきありがとうございました。