キッチンのリフォーム計画

キッチンも10数年経つと、キズや色あせ、レンジの汚れなど目立つようになります。『綺麗なキッチンで楽しく料理したい』とリフォームを計画する方もいらっしゃると思います。さて、大理石のシステムキッチンで食洗器をつけてIHにして、換気扇はレンジフード付・・・・・など

イメージはどこまでも膨らみます。リフォーム会社としてもお客様のご希望はなんでも承りたいのですが、スペースの問題、窓、勝手口、そもそも木造なのか鉄筋なのか（マンション含む）で工事の難度、工期も違います。もちろん予算も違ってきます。

特にキッチンのリフォームは、リフォーム会社やメーカーのショールームに相談しながら計画することをお勧めします。

１）現在のスペースを考えながら要望をまとめます。

お知り合いのお宅のキッチンなど参考にできるものはいっぱいありますよね。

キッチンの場所……工事前と同じレイアウトにするのかシンクの場所を変えるのか（アイランドキッチンに変えるなど）キッチンの広さ（シンク、調理台、レンジを広くするのか）などです。　

2）リフォーム業者に相談

要望がまとまりましたら、まずリフォーム会社に相談してみましょう。メーカーではなくリフォーム会社が先なのは、スペースを測って物理的にできるかどうかを確認するためです。いくら高価で性能の良いものにしても窮屈なスペースになってしまっては、せっかくのリフォームなのに結果的に使い易くなりません。

上下水道の配管の位置や電源も確認したり、換気扇の配管なども可能かどうか確認します。また、冷蔵庫の配置や、収納をどれくらい確保できるかも考えたいポイントです。 　　　　　　　　　　　　　　

3）ショールーム、パンフレットでお好みのものを探す

大体の計画がまとまりましたら、システムキッチンをはじめ、いろいろなものを選んでいきます。ショールームで実際に見ながら決めていくのが理想です。

オプションで付けられる収納や水道栓もたくさん種類があって楽しいですよ。ショールームに行けない方は、パンフレットを十分見て決めて下さい。完成後イメージが違った（イメージより良くなっているのならいいのですが……）なんてことが無いようにお願いします。

4）工事日程　

各パーツ迄決まったらいよいよ工事ですが、工期も気になります。その間キッチンが使えなくなるのですから対策は考えておきましょう。

工期例

• 解体工事（旧キッチンの撤去）に２日間
• 下水道配管工事に１日
• 壁下地調整床補習工事に ２日間
• システムキッチン搬入 に１日
• システムキッチン 設置工事 に２日間

このほかに、下水道を新設のキッチンにつなぐ工事、電気配線、クロス補修、換気扇の外壁の補修工事など必要な工事はもう少しあります。工事内容によっては、同じ日程でできる工事もありますね。下水道配管工事中に電気配線工事をするなど・・・・・・。土、日、祝日も考えなくてはいけませんので、施工日から２～３週間はかかりそうです。

上記工程は例です。キッチンの大きさや鉄筋かなど工事場所の状況により工期が増えることがあります。

いかがでしたか？キッチンリフォームのイメージは掴んでいただけたでしょうか？ご参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。